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『土俵の屋根』

土俵の上には、切妻で千木と堅魚木を持っている神明造りの屋根があり、神がいる神聖な場所であることを意味しています。
その屋根には「房」と「水引幕」という装飾が施されています。
「房」の長さは2.1m、太さ6.6cm、重さ18kgとなっていて、絹糸をより合わせて作られたものです。
昭和27年に四本柱が廃止となって、柱に巻き付けられていた色布の代わりに、四隅に四色の房が飾られることになりました。
それぞれの房の色が四季と天の四神を表わしていて、正面から左に向かって東の青房は春と青龍神、南の赤房は夏と朱雀神、西の白房は秋の白虎神、北の黒房は冬と黒い亀の玄武神が祭られています。
また、「水引幕」というものは、屋根に張り巡らされている、幅120cmの紫色の幕のことです。
現在のものは、紫色の布に日本相撲協会の「桜」の紋章が白く輝いています。
北の黒房から東の青房、南の赤房、西の白房と張っていって、また黒房に戻って張られますが、これは太陽の運行と四季の変化を表わしていると言われています。