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『横綱(よこづな)』

大相撲における最高位が「横綱」で、また、横綱となった力士だけが許される腰に締める白い麻で編んだ綱の名称でもあります。
英語では"Grand Champion"と表記され、また、天下無双という意味を込めて「日の下開山(ひのしたかいざん)」という別称で呼ばれることもあります。
横綱として番付に登場したのは明治に入ってからのことで、300年もの相撲の歴史の中で69人しかいません。
全ての力士の代表でもあり、御神木と同じく神の依り代でもあるので、神に近い存在ともいえるでしょう。

この横綱になるためには、大関として二場所連続優するか、それに順ずる優秀な成績をあげると、横綱として推薦されます。
条件をクリアし複雑な手続きを踏んで晴れて横綱として認められると、特別な事情がある以外は引退するまで半永久的にトップの地位に就くことができます。
横綱の特権は、
・15人程度の付け人が付く
・現役力士の代表として日本相撲協会の評議員となることができる
・年寄名跡がなくても引退後5年間は現役時代の四股名で年寄として協会に残ることができる
・引退後一年したら、師匠の了解を得てから部屋を新設できる
・移動時はグリーン席やファーストクラスを利用できる
などがあります。
しかし、その特権の代償として出場するからにはいつも最高レベルの相撲内容や成績が要求されることになるので、横綱としての責任は大きいものとなります。