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『土俵祭(どひょうまつり)』

「土俵祭」とは新しく作った土俵の地鎮祭の儀式を指していて、神道に基づいてその儀式が行われます。
本場所だけではなく、地方巡業や核相撲部屋でも土俵祭を行うことによって土俵や巡業、部屋の安泰を祈願します。

本場所では、初日の前日に、神官姿に威儀を正した立行司または三役行司が祭主となって二人の脇行司を従え、さらに日本相撲協会の理事長 、幹部役員、審判委員が列席して行われます。
二人の脇行司が清め秡いをしてから、祭主が「故実言上」と呼ばれる祝詞をあげ、土俵四隅にある四房の下に春夏秋冬の神々に神酒を捧げます。
次に、土俵の由来、勝負の道理、五穀豊穣の祈りなどの「方屋開口(かたやかいこう)」が行われます。
そして最後に「鎮めもの」と呼ばれる洗米・するめ・昆 布・塩・榧(かや)の実・かち栗の六品を土俵の中央に埋めて神酒をかけます。
こうして15日間の興行の成功と力士の無事を祈願して、土俵祭の儀式が終了します。