« 『番付(ばんづけ)』 | メイン | 『本場所(ほんばしょ)』 »

『俵』

「俵」とは、土俵を形成している道具で、藁に土や砂利を詰めて円筒型にまとめたものを指しています。
利用される藁は刈り取って水分を飛ばした後、通気性の良い倉庫で1年ほど寝かしておき、その藁で俵を編んで、力士が踏みつけてもつぶれないように土だけではなく丸みのある小石を均等に詰めて、ひとつの俵にします。
そのようにして出来上がった俵を、正式な土俵で利用するのは全部で66俵。
内訳は、土俵の円周となる勝負俵が16俵、東西南北の徳俵が4俵、周囲を囲む角俵が28俵、四角のあげ俵が4俵、土俵に上がる上がり段(踏み俵)が10俵、少し小さめの水桶俵が4俵となっています。

勝負俵の周囲には円形に砂が撒かれていますが、これは勝負俵から力士の足が出たかどうか判別するためのもので、「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれています。
また、屋外相撲だった時代に、土俵にたまった雨水を外に出すために俵をひとつ分ずらしていた名残りで、土俵の円よりも俵ひとつ分だけ外側に飛び出している部分がありますが、これを「徳俵」と呼んでいます。