「禁じ手」とは反則技で、すぐに反則負けとなります。
力士には相撲教習所で基本的な教育がなされますが、この禁じ手も教え込まれます。
主な禁じ手は、
・握り拳で殴る
・相手の髪の毛を故意に掴む
・目、又はみぞおちなどの急所を突く
・両耳を両手で同時に張り手する
・前立褌をつかんだり、横から指を入れて引いたりする
・のどをつかむ
・胸やお腹を蹴る
・指を掴んで折り曲げる
などがあげられます。
また、これらの反則を盛り込んで観客に決まり手、四十八手や禁じ手を紹介することものを「初っ切り(しょっきり)」といいます。
江戸時代から始められたもので、現在では大相撲の花相撲や巡業などで見ることができます。
幕下以下の力士二人と行司が土俵にあがってこの初っ切りを取っていきますが、相撲の取組を誇張したりわざとルール違反したりするので面白い内容のものとなっています。
これを楽しみに来場する観客もいるほど。
初っ切りに限って反則負けはないので、仕切り直しとなるので勝負はなかなかつかないことがおおくなっています。